2006年07月01日

カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜

カーリー ~黄金の尖塔の国とあひると小公女~

【ラノベ】カーリー 〜黄金の尖塔の国とあひると小公女〜
著:高殿 円 出版:エンターブレイン

父親の仕事の都合でイギリスからインドにやってきたシャルロット14歳。
学校で出会ったのはオニキスの瞳を持つ美しい少女・カーリーだった。
しかし時は激動の時代。ロシアとドイツが手を組み、戦争が始まろうとしていた。




※以下ネタバレ



高殿さんは銃姫以来だから……読むの1年ぶり?
ヵヮィィ女の子が魅力的で、文章も読みやすい方ですよね。
めちゃくちゃ構成が凝ってる! ってわけでもないんだけど
複雑じゃないぶんすんなりと世界観にのめり込むことができる。
今回はなにやら百合っぽい表紙ですがそれは大きな誤解ですのよ奥様。
戦争に翻弄される子ども達の淡い恋物語ですの。キュンでしょ、胸がキュン。

読者でカーリーの正体にすぐ気付かない人はいないと思います。
それくらい分かりやすく描かれていて、しかも少女の恋愛もの。
大人の方には昔のよきアニメを思い出させてくれる素晴らしい作品として、
これからラノベデビューを果たそうとしている女の子たちには
等身大のキャラに感情移入しやすいためオススメです。

戦争のこともシャルロットが理解していないため周りが説明してくれるので
歴史に詳しくない人もシャルロットと一緒にお勉強できると思います。
私も歴史は日本史とってたから世界史のことは大雑把にしかわかってないw
どこそこの国が戦争した、どこそこの国が負けた。
そんな一般常識的なレベルしか。
だから、本編でどの国とどの国が協力したらどの国が困るとか、
そのせいであっちの国も戦争に参加せざるをえない、
別のあれとあれとあの国は敵になる……という各国の関係が
噛み砕いて説明されてて、とても分かりやすかったです。
そしてそういった戦争状態になると
友達として親しいあの子も祖国では敵になり、
離れ離れになってしまうかもしれない悲惨さも理解しました。
頭ではわかってても、
小説の中とはいえ登場人物たちがそういう状況に陥ると
戦争というのがどれほど大人や国の勝手で出来ているか分かります。
「戦争が戦争を呼ぶ(生むだったかな?)」という言葉が出てきますが
これは全くその通りですね。

シャルロットもいいのですが意外と萌えさせてくれるのが、カーリー。
シャルロットに抱きつかれる度石みたいに固まるカーリー、かわいい!
幼い時から大人顔負けのキザったらしい言葉吐けるくせに☆
こういう時だけうぶなんだから☆☆☆

寝苦しい夏の一夜。
戦争に巻き込まれた少女と王子様の恋のお話に癒されるのもいいかもしれません。
posted by おじょう at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | ラノベ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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