
【小説】夏期限定トロピカルパフェ事件
著:米沢 穂信 出版:東京創元社
夏休みは小山内さんと顔をあわせる必要もない。
そのはずなのに小鳩くんは一枚の地図と
ランキングづけされたスイーツのリストを渡されていた。
「わたしね。……何だか、素敵な予感がしてるの!」そう言って小佐内さんは笑った。
※以下ネタバレ
大好き米澤さん!!!! と言いつつ読むのはこれで3冊目。
死体の出てこない日常系ミステリの作風が気に入っています。
シリーズものなので前作「春期限定いちごタルト事件」から読むことをオススメします。
……どうでもいいけど前作読んだの先月だったんだ。
もっと前のような気がした。
いくつか読んだレビュー先でも大絶賛されていましたが
私も今回のお話では「シャルロットだけはぼくのもの」が一番好きです。
小佐内さんに頼まれて買ってきたスイーツ。
甘いものが特別好きというわけではない小鳩君ですが
シャルロットだけは別だったらしく、大変気に入ります。
そこで悪魔に囁かれ、小佐内さんがいない隙に小佐内さんの分まで
食べてしまいました。どうにかバレないように知恵を絞る小鳩君。
見ているこちらもハラハラしてしまうような緊張感が堪りません!
だってあの小佐内さんですよ!?
甘いものには目がなくて、復讐が大好き(だった)小佐内さんですよ。
いくら小鳩君でも無謀すぎます。
けれど互恵関係にある二人が対決するというシチューエーションに
燃えてしまう自分もいるわけで……。
「おいで、キャンディーをあげる」
このタイトルは目次を見たときから既に惹かれていました。
本文中にキャンディーというキーワードは2回出てきます。
キャンディーという甘い誘惑に心動かされたのは
小鳩君だけだったのではないことが分かります。
小佐内さんの腹黒さがパワーアップしてますね。
最終的にはそれがキッカケで二人の契約を解消しようという話で終わります。
小鳩君もつい欲求に負けてしまい、推理してしまうことも度々でしたし。
これからどうなるかは、次巻に続くようです。
絶対読む!!!
ショックだったのは常島健吾に彼女ができたことorz
しかも年下かよorz


