
【ラノベ】SHINO ―シノ― 黒き魂の少女
著:上月雨音 出版:富士見書房
第5回富士見ヤングミステリー大賞最終選考作
大人しく、余計なことは一切しゃべらない志乃ちゃん。小学5年生。
ノックもせずに部屋に上がりこむ彼女と大学生の僕との関係は幼馴染。
一つ心配なのは、彼女が猟奇的な事件に異常に興味を示すということ。
※以下ネタバレ
この作品が富士ミスだと気付いたのは全て読み終えてからでした。
あっれー。ずっとMFJだと思ってたよー。
……どうも作風がレーベルとかけ離れてるなと思いました。
大学生と小学生のロリロリで(*´д`*)ハァハァなお話かと思っていたら
期待は綺麗に裏切られ、ダークで怪奇な小説でした。
ミステリ具合も富士ミスらしい仕上がりになっています。
(ずっとMFJだと思って読んでたけど☆)
人の死をテーマに置いてるわりに中身がなかったというか。
いきなり辛口で申し訳ないけど、読了後に特に感想がなかったんですね。
「最後は胸に響いたなー」とか「重いなー」とかそんなのもなし。
ページ数が少ないからさらっと読めちゃったけど。
じゃあそうなってしまった原因はなんなのかと考えると――
独りよがりなMY哲学が炸裂しているからじゃないでしょうか。
それに共感したり惹きつけるものがないと、
延々と死だとか生だとかについて語られてもついていけないんですよね。
文字数割いてる割にだから結局なんですか、と。
本が発売された時と、こうやってブログに感想載せる時に
いくつかレビューサイトを周るんですが、そこで気になったことが一つ。
レビューを書いてるサイトさんが多く、
それだけ注目を集めたことが推測できるのですが
いざレビューを読んでみるとどこも似たようなことが書かれてるんですね。
つまり私が上に載せたような内容が。
表紙のイラストも目につくし、小学生美少女が謎解きするのかという
些細な誤解と期待もあって(苦笑)手にとった人は多いのに、
中身に満足できた人が少ないような印象でした。
あわせて2巻の感想も読みましたが……うーん。
今後化ける可能性もあるし、ひとまずは保留といったところでしょうか。


