2006年04月15日

双色の瞳 2

双色の瞳〈2〉ヘルズガルド戦史

【ラノベ】双色の瞳 2ヘルズガルド戦史
著:霜越かほる 出版:集英社

ゲリンヅアル陣地でのゾルキエフとの戦いも終わろうとしていた。
ウナ率いる軽戦車「ゾンダ」の活躍もありヘルズガルドの勝利も目前。
しかし分遣隊が現われヘルズガルド軍は前後を挟まれてしまう。
絶体絶命の危機に晒されながらウナは敵軍の新たな補給地の存在と、
そしてかねてから噂されていた内通者の存在に気付く。




※以下ネタバレ



あれあれおかしいな。
公式HPでやってた特集を見て
「これは読まなくちゃ……!」と直感でピピンと読み始めたのに
あれあれ? まだ3巻が出てないよ。2巻発売から5年経ったよ。
あれれれれー

1巻の続きからなんで続けて読む事をオススメします。
1年前に1巻を読んだ私は記憶がおぼろげで
誰かの名前が出る度に登場人物紹介を読み返しました。
SDは人物紹介あるからこういう時便利だよね。

ゲリンヅアル戦は本当に冷や汗もんでした。
ちょっとでもヘルズガルドが有利になった! と思ったら
負けじとゾルキエフ軍が巻き返すし。

曹長が師団長であるウナを守るため戦車についた吸着地雷を
抱えてゾンタからかけ離れるシーンなんて泣きそうになった。
1人になったウナが操縦するんですがね、操縦席はまだ彼の体温で
温かいわけですよ。でも彼は既に四散してるわけですよ。泣くよこれは。

いよいよ窮地に追い込まれ、自爆装置を引く引かないのシーンも熱かった!
ここは緊迫。ダルメヤーの上官への忠義やウナの部下への配慮もいいし、
ダルメヤーとゾーラとの過去の関係も明らかになります。さらに。
いつかは来ると読者も思っていた、ウナの秘密がバレてしまいます。
当然密告するわきゃないんですがその理由を述べる副師団長がカッコイイ。
ダルメヤーの好感度がぐっとアップです。(笑)

タンバールもぱにくっちゃってこいつ統率者として向いてないんじゃないの
とか思ったけど、ごめん。ウナが無事陣地に辿り着いた直後の
タンバールからのたった一行の通信文「したたかであった」に惚れました。

もう一つ泣きそうになったのが、ウナが作った合成写真の話。
リーチェルの子として今は生きてるわけですが
実子の姉は両親の間に立たせ、自分は3人の背後にひっそりと入れる……
この作業をしている時のウナを想像すると切なくて切なくて。
その後のエクトラとの会話も考えさせられるものがありました。

3章は内通者を見つけ出し黒幕の正体を吐かせるところで終わっています。
捕虜はどうなるんだー。やっぱり約束どおり処刑なのでしょうか。
ウナの父も絡んでいるようだし、3巻の発売が楽しみです。
早く読ませて下さい霜越さん……。
posted by おじょう at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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