
【ラノベ】楓の剣! 著:かたやま和華 出版:富士見書房
「小天狗姫」とあだ名される袴姿の姫君、
榊原楓が三年ぶりに江戸に帰ってきた。
菩薩のような笑顔の陰陽師に、子どもっぽさが抜けない若旦那、
楓の唯一の幼馴染で現在恋愛中の秋葉。
三年前は嫌なこともあったけれど、幼馴染の弥比古や
他の仲間との生活はやっぱり楽しい。
そんな時、噂に聞いたのが「わらべ唄火事」で――。
※以下ネタバレ
タイトルを曖昧にしか覚えておらず、
適当に入れて検索したら当然というかヒットしなかった。
自信あったんだけどなぁ、「楓が斬る!」。
(雰囲気は掴んでる?!)
少ない登場人物と難解すぎない物語、
それに260ページという長さで非常に読みやすいです。
文章もたまに一人称視点が混じる基本三人称視点で、
ラノベらしく読みやすい。主人公は女剣客!
作者のかた自信が居合をやっているらしく、
剣や対戦シーンの描写はかなり細かく本格的。
ただわらべ唄火事を追っていくという割には
ミステリ度よりもファンタジー度が高いような気がしました。
ミステリー大賞佳作受賞らしいですがあそこは
どちらかというと変化球的なミステリが多いので、
私としてはこういうのもありじゃないかなと思いますが。
エンターテイナーという点ではまず買って損は無いでしょう。
恋愛色も強いのでそっち方面が好きなかたも期待して下さい。

